一日二食健康法は本当に体に良いのか

食事の量を減らす

 

食事の間隔を空けることについては理解できたと思いますが、普通のサラリーマンの人の場合では、なかなか夕食を6時に摂るというのは困難なことかもしれませんので、まずはサイクルの改善から取り組めばいいと思います。

 

その工夫としては残りの二食の量に関することになります。ずばり、朝食を止める+昼食、夕食の量を減らすということです。特に気をつけなければならないのが昼食です。慣れないうちは前回の食事から随分と時間が経っていることから、胃腸がデリケートになっているのに、朝食を抜いた反動で今まで以上に食べてしまう恐れがあります。

 

これでは一日二食健康法にはなりません。むしろ逆効果の場合もあり、それは現代の食生活は消化吸収が悪いものが多く、特に肝臓などを酷使するのでただちに全身の疲れとなってしまうからです。

 

一般的な人間が必要とするエネルギーは、思いのほか少ないもので、むしろ内臓をフル回転させる状態の方が問題なのだということをよく理解するようにしましょう。

 

実際慣れてくれば、今までがいかに過食であったかがわかるはずです。まずは昼食の量を今までの8割にすることと、食べるメニューも、油の多い物は避けて、あっさりした和食などにするのがいいでしょう。けっして栄養が足りなくて体がフラフラなどということはないはずです。